学校発展の沿革

西町インターナショナルスクールは故松方種子先生によって1949年、港区麻布にある松方家の土地に設立されました。松方先生は17年間にわたるアメリカでの生活を終えて日本に戻って来たばかりの時でした。

その頃の東京は、終戦直後のことですから荒れ果ててはいましたが、復興の兆しは、少しずつながら見え始めていました。しかし人々はその日暮らしを余儀なくされ、夢も希望も見えない毎日に明日への意欲も持てない毎日でした。人々の心に希望の光を点さないと、国際社会への日本の復興はとても覚束ないと危惧した松方先生は、友人たちと日本の将来について何度も語り合いました。幼い子どもたちを持つ母親でもあった友人たちは、教育こそが日本の復興に大きな役割を果たすはずと訴えかけたのです。日本がそれまでに与えて来たような教育ではなくて、全く新しいアプローチによる教育の場をつくることが、皆の願いであることを松方先生ともども確認し合いました。それは敵も味方もない平和な世界に、どの国の人々とも手を携えて共に発展したいという大きな願いでした。

そして、ついに学校をつくるという夢を形とする時が訪れました。松方先生を中心に友人たちが動き出したのです。それは松方先生が幼少時に受けた自宅での革新的とも言うべき教育のあり方を手本として、子どもたちが自立した個性として育つ教育の場を作ることでした。
第二言語を学ぶことが最初に目指したことでした。第二言語を習得することによって、自分たちが知っている文化や世界から飛び出して、もっと大きな世界があることを知り、新しい文化を学び、そして自分自身の視野を広げることができるのです。

松方先生とお姉さまにあたるハル・ライシャワー夫人が英語を教えることになりました。日本語で教育にあたる教師も雇用しました。そして、生徒は4名だけ。現在の西町インターナショナルスクールに発展した学校が、こじんまりと、しかし大きな夢を持って始まった瞬間でした。

Reflections at Fiftyは西町の歩みが書かれ2000年に刊行されました。渉外開発室でお分けしていますのでご希望の方はご連絡ください。

Nishimachi International School
〒106-0046 東京都港区元麻布 2-14-7 Tel: +81-(0)3-3451-5520

都心に位置する国際教育のパイオニア。幼稚部から9年生までの男女共学私立校。

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