初等部(キンダーガーテン~5年生)

西町はすべての生徒に対して、社会的にも学問的にも高い期待を持っていますが、それを可能にするのは安全で学習を進めるための配慮がなされた環境です。少人数クラス(1クラスは最大20人の編成)で、経験豊富な教師チームが教科を担当します。子どもひとりひとりを見守る担任は、それぞれについて良く知っており、学校で起こるさまざまな事柄において生徒の庇護につとめます。キンダーガーテンの3クラスそれぞれにバイリンガルのアシスタントが付き、1年と2年には学年毎に一人の補助教員が、学年担当の教師たちをサポートします。さらに、各学年に日本語教師が一人配属され、教職員はカリキュラムの履修に必要とされる事柄、生徒の学校生活、日本語と文化学習の統合などの案件について、日常的に話し合いの機会をもちます。優れた教育課程をさらに充実させるために、必要に応じてアシスタントや生徒支援サービス教員も交えた会合も設けられています。
スポーツと美術プログラム(SAFA)
西町の生徒は毎週行なうアート、音楽、体育クラスに加え、芸術的、音楽的、身体的、演劇的スキルを発達させる7週毎のサイクルで変わるプログラムを履修します。1グループおよそ15人で、芸術、音楽、美術、身体能力の4分野に関わるすべてのスキルを磨きます。生徒は学年度末までにそれぞれの学年に応じた活動に参加することになります。これまでには操り人形を使った即興演劇(演劇)、和太鼓(音楽)、コラージュ(アート)、身体の諸筋肉運動の協調および運動制御を発達させるスピード・スタッキング(身体)などが行なわれ、学年毎に変化に富んだ活動内容となっています。
生徒のリーダーシップ
スクールカウンセラーの指導のもと、2年生以上の初等部生徒は西町の生徒会(StuCo)に参加することができます。代表委員は各クラスから民主的に選出され、代表として隔週のミーティングに出席し、同級生の関心事について提言します。すべての西町の生徒がリーダーシップを発達させる機会をもつよう学校全体で協力していく上で、生徒の発言はたいへん重要です。

コミュニティ・サービス委員会の代表委員も2年生から5年生のクラス毎に選出されます。隔週で始業前にミーティングを行い、生徒からの提案事項や学校コミュニティ・サービスの役割などを話し合います。
宿題
宿題は初等部の教育プログラム全体に欠くことのできない一部と位置づけています。宿題に費やす時間は生徒によって異なりますが、一般的にはキンダーガーテン、1~2年生では一日およそ10分から30分、3~5年生では1時間に収まる程度の分量です。
文化生活とスクール・トリップ
生徒は、私たちが暮らす日本について理解を深める目的で、姉妹校である群馬県黒保根小学校および中学校の生徒たちと共に行なう田植え、和太鼓の鑑賞会、冬の餅つき大会など、日帰りや泊まりがけでの文化交流活動に参加します。

年長の生徒と年少の生徒が一対で交流する関係をバディーと呼び、西町では4年の生徒はキンダーガーテンの生徒と、5年の生徒は1年の生徒と一緒に読書や遊びを共に楽しんでいます。2年と3年の生徒は近隣の港区立本村小学校との文化交流プログラムに参加します。
4年と5年の生徒は、姉妹校黒保根小学校で行なうさまざまな教育的および文化的交流に、黒保根小学校の生徒とバディーを組んで参加します。
それぞれの学年に西町の教育カリキュラムを強化する目的で日帰りの校外学習が用意されています。3年以上の学年が参加する泊まりがけの校外学習は以下のとおりです。
3年 学校内での宿泊体験
4年 新潟県岩原(いわっぱら)での2泊3日のスキー合宿
群馬県鹿角の西町校外学習施設で3日間の合宿
5年 群馬県鹿角の西町郊外学習施設で3日間の合宿
新潟県岩原(いわっぱら)での2泊3日のスキー合宿
土曜日のスポーツプログラム

初等部の生徒を対象に行われる土曜日のスポーツプログラムでは、キンダーガーテンと1年の生徒はサッカー、2年と3年の生徒はサッカーとバスケットボール、4年と5年の生徒はバレーボールとバスケットボールが設けられています。保護者の見学や観戦は自由で、参加者のおやつのためにスナックテーブルを開く保護者もいるなど、和気あいあいとした雰囲気の課外プログラムです。